ピルの副作用で乳がんになりやすいって本当?私が利用しないワケは他にも!

ピルを服用する人が徐々に増えてきている。
だがその副作用が心配なことも事実だ。特にちょっと前までは乳がんにかかりやすいのかどうかについてかなり深刻に心配する女性もいたりしていた。

ピルは確かに家族計画や避妊に限らず、女性特有の生理に関する苦痛の緩和、そういうときに大いに役立つものとして注目を浴びているが、その一方で乳がんとの関係も確かに複雑だし、他の副作用の心配だってある。

あえて私の偏見も含めて言うけれど、世の女性達のために利用するとき知っておかなくてはならないことをお伝えしてみたい。

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ピルの服用で乳がんにかかるリスクの実際は

実際ピルの安全性に関する知識、乳がんに関する副作用も複雑な関係だ。
医師の意見も含めてみてみよう。

ピル(経口避妊薬)は女性ホルモンを含む避妊を目的とした服用薬(錠剤)、として知られ、ホルモンの含有量によって4つの種類(高、中、低、超低)に分類されている。

超低用量についてはまだ認可されていないので論外だが、残る3種類のうちで最もホルモン容量が少なく、そのために副作用の少ないと言われる種類のものが低用量ピルとなる。

実際保険外適用薬なので日本にいてもネットショップなどでも気軽に買えるので一番利用されている。
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だが使うことをためらっている人を中心に、やはり乳がんとか吐き気や腹痛などの副作用を心配している声は相変わらず高いのだ。

そのうちで最も心配なのがやっぱり乳がんと言うことになるだろうが、実際そういう低容量のピルを服用して本当に乳がんになるリスクが高まるのかどうか?

実のところはっきり言って、ケースバイケース。
既往歴(今までにかかった病歴)としてすでに乳がんにかかったことがある、またはすでに罹患している人などが長期的に服用すると悪化したり再発の可能性があると指摘されている。

だがそうでなければ、かかるリスクは低いと言うのが医師の共通的な意見だ。

さらに付け足すと、たとえば親族関係で乳がんの既往歴がある人がいたとしても、そのためにかかるリスクが増大すると言うこともない。

それでもピルで乳がんにかかるリスクは高まるといってよい?

ただ、いちがいに「かかるリスクは低い」といっても、これにはウラの意味があるし、実際の統計でもそういう数値が報告されているのだ。

中央薬事審議会による「経口避妊薬(OC)の安全性についてのとりまとめ」によれば、

現在OC(「oral contraceptives 経口避妊薬」をいう。以下同じ。)を服用している女性はOCを服用したことがない女性と比較するとリスクは1.24倍であり、また、OC服用を中止してからのリスクは、中止後1~4年で1.16倍、中止後5~9年で1.07倍、中止後10年以降では1.01倍と減少する。

と報告している。

要するに、微増ながらピル服用者でリスクが増大することは間違いないということだ。

この“微増”をさして「リスクは“低い”」と医師らが語っているのだろう。
私にはどうしてもそう思えるのだ。

つまり少ないながら確かに有意性を持つ増加の数字。
これをどうとらえるのか、人それぞれだろうし、もちろん飲まなければ乳がんにかからない、というわけでは全くない。

こうした背景を考えるならば、低用量ピルは市販でも買えるようになっているけれど、それでも医師や専門家の意見を聞いてできるだけ正しく服用することで安全性を高めるように使うこと。

何より男性側が装着する避妊具よりもピルの方が圧倒的に高いという事実もある。
その効果を考えれば、大多数の女性は上のように考えるのではあるまいか?

私がピルを使わない理由-他のがんや米国の新情報が不気味すぎ

そしてもう一つ、乳がんとともにもう一つ忘れてはならないがんの危険性がある。

子宮頸がんのリスクが増大すること。
これが私が直接的にピルを避ける理由ともなっている。

医師も確かに指摘しているのだが、低用量であっても長期にわたって服用を続けていると子宮頸がんのリスクは確実に増大することが分かっているという。

5年間の服用で、何とそのリスクは2倍。
(ある医師のサイトを見ると、だから低用量のピルを服用している女性は年一回子宮がん検査を受けるべきだ、などと書かれているが、これだと「服用して子宮頸がんにかかったら医者任せ」のようにも聞こえる。
私の偏見が極端なのだろうか?)

そして最新発表された事実として、服用が早くから広まっていた米国では、その副作用についても様々な事実関係が発生していることが浮き彫りになっていたりする。

米国は薬剤師による処方を認める法案が13年可決し、15年末には医師の処方箋なしでピルが入手できるようになった。

だが一方、それでもいろいろリスクを示す情報はあって、たとえば乳がんのリスクはさておいても、緑内障のリスクが2倍になるとも発表されたばかりだ(米国眼科学会誌Ophthalmology-2016年4月)。
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もともとピルは女性ホルモンを人工的に増加させて体の生理作用をコントロールしようという避妊の方法。
このように体のどこかに支障が出てくるというのは、なんとなく素人の方が経験則みたいにわかっていることなのかもしれない。

ただ、避妊以外の効果としても多毛症やニキビ、生理不順などもピルによって改善してくれるので、非常に有用なのだ。

だがそうであったにせよ、生理不順を薬剤の助けなく我慢できればそれに越したことはないし、私の現状は今そういうところとなっている。

その理由として以下のような事実がある。
医師など医療の専門家がよくいうこととして、
あらゆる薬剤には副作用がついて回る。医師が薬を処方するときには、薬効がその副作用のリスクを上回るかどうかを判断してのことだ
ということ。
非常に重要な情報だ。

だから風邪薬も含めて、薬は飲まないに越したことはない、もしくはなるべくやめておくこと。
私の持論なのだが、賛同できる方はぜひ取り入れていただきたい。

櫻井雅子

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