麗禾ちゃんかわいそう 少しでも長くそばにいたいと母に一晩よりそう姿に思う

小林麻央さんが22日夜、死去された。
享年まだ34歳という若さで、二人の子供、麗禾ちゃんはまだ6歳、勸玄くんは4歳。
かわいそうというしかない。

長女・麗禾ちゃんは23日夜から母・小林麻央さんの亡骸がおかれている板の間で、朝まで過ごしていたという。その画像が父親で麻央さんの夫・市川海老蔵さんのブログABKAIの記事にアップされている。
かわいそうで、読んで涙が出たのは私一人ではないだろう。

父の海老蔵さんも、ムリに引き離すのはかわいそうと思ってか、麗禾ちゃんを翌日までそのままにしていたようだ。

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気丈?ワガママ?な麗禾ちゃん

二人のまだ学校に上がっていない子供たちを残して小林麻央さんはとうとう“旅だって”しまった。
麻央さんもかわいそうなこととなったが、夫・市川海老蔵さんも仕事とは言え、妻の訃報があったその日に歌舞伎役者として舞台に上がらざるを得なかった。

本当に、家族というのはいろいろある。
勸玄くんも麗禾(れいか)ちゃんも市川海老蔵、小林麻央という二人の有名人の両親の間に生まれ、大変ハイクラスな生活を享受していたかと思えば、そう単純なものでもない。

幼くして麗禾ちゃんや勸玄くんは実の母親を病気で亡くすという、ある意味普通の家庭よりもかわいそうな経験を早くからしなくてはならないこととなった。

以前、生前の小林麻央さんも自身のブログKOKOROで書いていたことがあったけれど、麗禾ちゃんは実の母の自分のことを「まお」と呼び捨てにするのだとか。

昨年16年12月20日付け「京都へ」という記事の中だけれど、このあたり、親に対する礼儀と言う意味ではいろいろ意見も出て来るかも知れない。

ただ、小林麻央さんはもう当時からもうすでに末期がんで大変な病状でもあった。
麗禾ちゃんが今後、どういう女性に成長していくのかは実際には分からないし、またこのエピソードだけを切り取って考えてみただけでは、かわいそうというよりは別な感情が読む人に湧くこととなるかも知れない。

けれど、この「まお」という娘の呼びかけには二つの理由があるように思う。
臨終
一つには、夫で父親の市川海老蔵さんが、やっぱり小林麻央さんの容態を心配して声をかけていたときのことを思い出し、そして父親のそれを真似ているのではないだろうか?
海老蔵さんだったら当然小林麻央さんを「麻央」というはずだ。

もう一つは、麻央さんが母親としてほぼ寝たきりのような状態に徐々になってしまっていったり、あるいは病院で入院が長くなって子供たちに会わない期間が増えてしまったことが理由としてあるかも知れない。

つまり子供たちにとって、普通の人がイメージするような母親のような実感が湧きづらかったのではないだろうか?
そう思いあたると、かわいそうといえば確かにかわいそうなのだが。

しっかり者で人情も人一倍か

でも、麗禾ちゃんは姉として、そしてずいぶんしっかり者のようにも思える。

麻央さんの足がむくんで来たときには真っ先に気づき、
“(娘には)いろいろなことが隠せない”
と、麻央さんを驚かせていた。
(ブログKOKORO 6月1日「6月1日」より)

そして長男で弟の勸玄くんと一緒に、それを治そうと懸命に小林麻央さんの足をさすっていたりしたことがブログで伝えられている。

たぶんお姉さんの彼女が先に麻央さんの足をさすりはじめ、弟の勸玄くんがそれを見習ったか、お姉さんに言われたか何かして一緒になってさすってあげたのだろう。

二人の姉弟は、母親の麻央さんが息を引き取った後もさすり続けていたという。

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一緒の時間はあとわずかでも、母は麗禾ちゃんたちと心で永遠に

市川海老蔵さんのブログを拝読すると、二人の幼子をかかえて、しかも成田屋を背負うという歌舞伎役者としての重責にのしかかられている、そして多くの借金をも親の代から受け継がされている彼もまた、恐らくは年配の方たちの目からすればかわいそうと映るにちがいない。

貴賎や名声はいくらあっても、こうして寿命だけはどうにもならないということをあらためて実感させられてしまった。
同じような想いの方も多いのではないだろうか。
蓮の花
ただ、海老蔵さんのブログに共感した方たちの中には、それでも自身が麗禾ちゃんや 勸玄くんたちと同じく、幼くして母親をがんで亡くした方たちもいるようで、そういう方たちご本人が大変力強いコメントを寄せてくださっている。

母親ではないけれど、私の知人の40代の女性には、やっぱり幼い頃に弟を先天的な病気で亡くしたことがある人がいる。
まだ小学2年生だったそうで、しかも弟が息を引き取った日はちょうど遠足だったという。

今の時代だったら遠足どころではなかったにちがいないが、気丈にも彼女自身遠足に参加し、また両親も彼女の出発を見送りに来てくれたそうだ。
遠足の日の未明に弟が死に、その亡骸に短い間だったけれどきちんと寄り添って寝ていたという。
弟がかわいそうで、普段はケンカばかりだったけれど一緒に寝ていたかった、という。

麗禾ちゃんがかわいそうだという気持ち、同じような体験の女性も海老蔵さんのブログの書き込み欄には多く見かけるし、それ以上に麻央さんのKOKOROには、同じ乳がんに苦しむ女性から多くの激励、そして今はご冥福を祈る書き込みが絶えない。

かわいそうだけれど、麗禾ちゃんたちにとっての母、麻央さんはこれから見えないところに行ってしまうこととなる。
でも、どうか心は永遠に自分たちとつながっている。
母親なのだから、ちゃんと天国で見守っていてくれると信じてほしい。

そして、後に成長したときには、こういう風に同じ思いを経験していた人が多くいる。
その時にはどうかそれを思い遣って、母の麻央さんのように優しい女性になってほしいと願わずにはおれない。

最後になるけれど、献身的なご家族の看病も空しく旅立った小林麻央さんのご冥福を、心よりお祈りしたい。

増田えりか

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