結婚したくない女の心理は確かに共感できる?同じことを考えている自分から見たホンネとは

結婚したくない女という女性たちが増えている。
その心理、分かる。
私もそういう当事者になりかけている女の一人だから。

結婚したくない女、というのは今の自分に満足している人、結婚するとそういう自分が崩れてしまうようで、それを避けたいと思っている人。
自分を基準に言ってみれば、おおまかそういう気持ちから来ている。

だがその心理自体、元々大きな弱みがあること。
それ自体も私だけでなく、多くの女性たちが認めているはずなのだ。

すごく深い話になってしまうかも知れないけれど、今の結婚についての矛盾だらけの世の中、それを切るような内容になるかも知れない。
でも閲覧してくださる方たちには、この記事を通して何かを考えてみていただきたい。

スポンサードリンク

結婚すると本来的な自分が失われてしまう怖れが

その前に結婚したくない女の心理をいろいろ取り上げてみよう。

心理というより、なぜ結婚したくないのか、ということになると思うのだが、その理由として、
・家庭や子供に振り回されてしまう
・自分の体が旦那や子供のためにあるようになる
・ふける
・趣味など、自分のしたいことができなくなってしまう
ということになるだろうか。
確かにこういうことを主張する限り、結婚生活とは相容れないだろう。

逆に、心底こういうことを望んでいるならば、確かに結婚したくない女ということになるだろうし、今の日本では同じような心理の女性がどんどん増えている。
結局はそういう自立と余分な人間関係を疎ましく思っている女性が増えている結果になるだろう。
結婚
もちろんこういう傾向、女性だけでなく男性だって同じだ。
女性だけのこういう願望を取り上げてくるメディアや週刊誌などの情報も多いと思うけれど、女性だけこういう気持ちになっているわけではない。
男性だって、
「俺だってどちらかと言えばそんな大変な家庭生活に入りたくない」
という未婚者が「結婚したくない男」となっていることは多いはずなのだ。

結局、結婚することによって自分が自分でなくなる、つまり家族が自分にのしかかってくるようになることで、本来的な自分でなくなってしまう。
ありのままの自由な自分が失われてしまう、という思いから出てきたものと考えて良いかも知れない。

結婚したくない女という心理は現状を諦めたことから生まれる?

ただ、ここで注意しなくてはならないのは、今の時点で結婚したくない女の気持ちになっている女性だって数年前、あるいはもっと前にはそれなりに結婚して、家庭を持ちたい、と思っていた人が大半のはずだ。

もちろんそれは男性だって同じで、いつの間にかそういう願望がこういう心理に打って変わったとというのが現実だろう。

何がそういう風に女性の心理を返させたかと言えば、言うまでもなく今の結婚の難しさ。

難しさと一概に言ってしまうと良くないかも知れないけれど、どんなに相手を探しても自分に見合った人とは出会えない、自分が求めようとする相手の男性は他の女性を求める。
これが無限のサークルとなって続いているかのようだ。

はっきり言って結婚したくない女という心理。
これにうんざりして見切りをつけた、もしくは年齢などを考えてももう先行きとして、相手が見つからないだろうと諦めた。
いくら男性を迎えようと女磨きをしてもムダ。
そういう現実直視から大変大きな影響を受けている、といえると思う。

今や35歳以上の女性になってしまえば婚活でだって圧倒的に不利になるのは私があらためて言うまでもなく、わずか1%の女性しかその先10年のうちで結婚できない、という恐るべき現実だ。
普通の神経だったらもう結婚ダメ、と考えたって不思議じゃないはずなのだ。

そのような「結婚禁止社会」みたいな婚活の現状を見て、私たちと同年代の多くの女性が結婚とは別な道を進もうとするのは当然すぎる悲しさだ。

スポンサードリンク

30代の女性は一番「結婚できない社会」に向き合っている年齢

だからここで整理してみると、女性として、それ以前にメスの生物として結婚して子供をもうけたい、という原初的な願望は誰でもある。

だがそれが、誰がどう考えてもムリ。
それが今の世の中になっている、と私は断言する。

だからそれを直視している女性たちは、その時結婚という人生最大のイベントに直面してしまうのだ。

そしてちょうど私と同じようなアラサー、30代の独身女性。
結局はそういう社会の大問題を、彼女たち全員が背負ってしまっている。
それがまた悲し過ぎてならないし、そのような苦悩の中で出てきた結論が、結婚しない女の道をとるという選択肢になっている。

私自身ちょっと頭でっかちに考えすぎているのだろうか、それとも開けてもくれてもうまくいかない婚活に対していささかノイローゼなのだろうか?

でも、確かに結婚しない女を選んでいる女性たちの主張。
上にも4つ項目を挙げてみたけれど、それ自体には私自身、何の異論もない。
特に普通の男性以上に仕事ができたり、聡明で自分に自信のある女性はそういう思いは強いことだろう。
老後の心配だってこの先もっと福祉は充実してくるはずだ。
家庭
だからさしあたって、そういう女性たちの生活に支障はないはずだが、それでもただ一つ言えることとして。
この先もっと社会が社会でなくなる、人間関係がどんどん希薄になってバラバラな個人の集合体になっていくような気がしてならない。

結婚というのは人と人とが出会う一番身近で最低限の社会の単位ができること。
結局は他人のために自分が振り回されることを嫌う、それが結婚だ、ということを出発点にしてこういう願望が正当化を受けてくるにちがいない。

それがよいのか悪いのか分からない。
私もそういう気持ちになりかけている女の一人だし。
でも、それでもまだ明るい未来を信じて婚活を続けているのは、私の中にまだそういう“古い私”が残っているからにちがいない。

結婚したくない女を目指すのはよいとしても、その前に、そういう気持ちになってしまった原因をつくっている社会。
それを何とか変えていく努力もどこかで必要だと信じている。

増田えりか

スポンサードリンク