婚活女子で「600万で許すから」とか本気で思っている人に既婚者から少しだけアドバイス!

婚活女子の経験もあって、今は既婚者となっている友人の女性がいる。
彼女も婚活女子の時にはずいぶん悩んだと言うが、結局結婚したのはそんな婚活で見つけた男性ではないそうだ。

その彼女が語るのだが、一方世の中では婚活女子が望む相手の男性で、よく年収が取りざたされる。

男性の年収も年々のように下がってきて、かつて言われていたような1000万なんて夢の夢、ちょっと前には600万で許すから、などと言われていた。
たが今やそれでも高望みの部類に入るようになってしまっている。

けれど、結局彼女が決めたのは年収などではなかったという。
だから結婚した相手の男性、彼女も元々「600万で許す」などと条件を立てている婚活女子ではなかったし、立てたとしてもそれにすっぽり収まるわけではなかったようだ。
あることがきっかけで、そういう“男の品定め”はヤメにしてしまったらしい。

彼女なりに結婚相手に対しては確かにウンチクがある。
ある意味私たちにとっては“先輩”になるだろうし、この婚活地獄をどうやって乗り切ったのか?
何かのヒントになるかも知れないので彼女の言葉としてお伝えしてみたい。

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「600万で許す」はひとりぼっちな女の証拠?

現在、確かに独身男性の収入は右肩下がり。
ちょっと前の2012年あたりでも年収600万という男性は結婚適齢期と見なされる30代男性ではまれのまれ。40代でもまずムリだ。

だからいまだに「600万で許すから、結婚したい」というのは(本当にいるのかどうかわからないけど)現実を見ないで自分の理想だけを追求しているだけでしかない。
「仮にいたとしても、もう相手が決まっちゃっている、結婚している、のが100%だと思った方が良いね。そういう条件の男を婚活女子、というよりも周りの親族とか知り合いなんかが放っておかないし。

「それに結局婚活女子になっているのは、そういう結婚相手探しのコネが無い人でしょ。私もそうだったけど、ひとりぼっちだったしね」

だからそういう「600万で許す」とか、「500万でも我慢するから」とかいうのは、結局一見条件を緩めて間口を広くしているように見えるけれど、自分がどれだけにひとりぼっちなのかを見せているのかも知れない、とまで彼女はいう。
花嫁

結婚相手はお金ではない!結婚して「楽したい」と思うと年収などの条件が出てくる?

ただ、婚活女子が真っ先に結婚相談所とか婚活サイトで確認させられるのが、相手の男性のそういう身上書や年収などの現実的な要素ばっかりだから、そういういわば
「婚活業者側の情報に振り回されてしまう」ということになるのも同情できる、という。

600万で許すという、婚活女子に典型のような条件を掲げるのは、やっぱりそういう婚活業者側からの影響もあるかも知れない。

そのほか彼女も指摘してくるけれど、学歴とか親兄弟、果ては後で面倒を見るべき両親がどうなっているのか、という事に至るまで、心配事にしようと思えば無限のものが出てくるという。
確かに、このあたりはまさに私も痛切に感じていることになる。

婚活女子が年収に限らず、他の条件を挙げてくるのはしかしながら、そういう条件でふるいにかけることによって、“安全な”結婚を保証する努力をしているのだ。

結局のところ、結婚してしまえばその後は誰も助けてくれず、家庭や子供を守るためには自分の努力と、結婚前にどういう男性を選んだか、にかかっていると言える。

その意味で言えば確かに年収といういわば家庭にとって最後のセーフティーネットとも言える年収。
「600万で許すというのは考えようによっては最低限の安全策を主張していることでもあるわけよ」
と彼女。

「でも結局それって、よくよく考えれば自分が楽をしたい事だけから来ている条件じゃない?
男の人が600万稼ぐって今の世の中相当大変なはずだしね。残業だって多いし、仕事で体をこわすことだってあるかも知れないし。

「でも、たとえばそうまでして600万円稼いで家庭に持ってきてくれる亭主に対して女の方、その年収に相当する分の家事ってやるのかな?絶対やらないと思う。

「自分の考えだけど結局そういう年収とかで相手の男性を測ろうとするのは自分かわいさって部分が大きいんじゃないかと思う」

そういう年収と楽ちんな家庭環境に囲まれていたい、というのも同情できるけれど、でもそう考えている時点で男の人は絶対どん引きするはずなのよね。引かない人がいたとしても、そういう時は男の人の方からもまた相手の女性とくっつくことを損得勘定しているにちがいないと思う」
自分の得ばかりを願っていても相手は見つからない、ということのようだ。

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自分を愛しすぎると周りから人は離れていく

でも私もよく考えてみると、今の婚活というのは結局行き着くのは

“この人と結婚したらどれだけ得することができるのか?”

ということしかないかも知れない。
ダークな表現ではある。
だけどそれが元々結婚というものの真理かも知れない。
「私もそうだと思う。結婚ていうのはお互い損しない事だって大切だし。600万で許す、とかいう婚活女子の願望というのはそれをストレートに表現したものでしかないかもね」

だけどその主張、正しいけれど同時に間違っている、とも彼女はいう。
「理由は簡単で、今結婚している家庭で年収600稼いでいる旦那を持つ夫婦がどれだけいる?相当絞られてくるでしょ。年収だけいっていたらそれに届かない夫婦、結婚なんかしていないはずだよね」

「結局そういう現実的でない条件を掲げてくるのは、自分かわいさ、自分を愛しすぎるっていうのかな。そういうありそうもない事を要求していけば、周りからどんどん人がいなくなってしまうんじゃない?」

辛(から)い話だ。
だがこれがあくまでも彼女が自分の体験から感じたことだともいう。
婚活女子時代のある時このことに「気づいた」彼女、今まで利用していた婚活業者をやめにして、仕事の関係で知り合いになったある初老の女性に結婚相手を見つけてくれるよう頼み込んでみたらしい。

というか、その女性は元々彼女にある男性を紹介していたというのだ。
彼女自身、自分の希望にそぐわなかったのでいったんは丁寧に断ったらしいのだが、彼女がそこで着目したのはまだ会ってもいないその男性(つまり今の亭主)よりも紹介してくれるその女性にだった。
男性
面倒見も良くてすごく親身にしてくれている、仕事だけでなくちょっとした日常生活のアドバイスもくれたりしてくれていたというのだ。
「だから今の主人よりも、そのオバサンを信じたわけよ。人を信じるというのは勇気もいるけれど、うまくいけば一番心がつながるんじゃないかな」

そしてあってみるとその男性、確かに思ったとおり気になるようなところはあったけれども、何となく“彼以上に自分にとって良い人はいない”と思えたというのだ。

そして婚活女子を卒業。
婚活の時に考えていた年収とか何とか言うアタマも無くなっていたらしい。

以上で、彼女のエピソードと思考を目一杯語ってみたのだが、これをざっとお読みいただいた方の中には、今の婚活というのは結婚相手探しの“ほんの一つのパターンに過ぎない”という感じを持つ人は多いのではないだろうか。

出会いの形は無限にあるかも知れない。
でもそこには単なる数字などではない、必ず人と人とのつながりがあって信頼もなくてはならない。
そんな彼女のエピソードが何かのお役に立てればと願いたい。

長瀬ゆかり

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